水前寺清子「30年ぶり紅白内定」情報

大みそかのNHK紅白歌合戦で、熊本出身のベテラン演歌歌手・水前寺清子(71)の“サプライズ出演が内定した”との情報が業界に走った。
「水前寺本人は『ヒット曲がなければ出たくない』と言ってますが、今年は熊本地震が発生。かつての大ヒット曲『三百六十五歩のマーチ』で、復興が進んでいない熊本県民を勇気づけてもらおうと、紅白のスタッフが水前寺を説得してますよ」(芸能プロ関係者)
 水前寺は1965年、「涙を抱いた渡り鳥」で紅白に初出場。以来、86年まで22年連続出場を果たしたが、その後は約30年間、出演していない。
「1984年には『浪花節だよ人生は』で細川たかしと“同曲対決”したが、水前寺のヒット曲というわけではなかった。何年も前からヒットに恵まれず、紅白からは遠ざかっていた」(レコード会社関係者)
 紅白に出場しなくなってからは地方公演を中心に活動していた水前寺は、母親の認知症をきっかけに約15億円を寄付して熊本に老人ケアハウスが設立されたが、経営側とは現在は無関係だという。
 そして今年4月、熊本が大地震に襲われると、水前寺は積極的にボランティア活動を続け、被災地の人たちを励ましてきた。一方で、紅白復帰の夢も捨てていないという。
「30年も出てませんからね。『何としてでも、もう一度、出たい』と言っているんです。そのためにはヒット曲を出さなければ…と張り切っているんですが、現実は甘くない。かといって、彼女は昔気質の歌手。被災地を元気づけるためとはいえ、情実で出場することを嫌うんです。NHK側はそんな性格をわかったうえで、サプライズという形での出演を打診している」(同)
 特別出演とはいえ、30年ぶりに“チータ”が紅白に帰ってきそうだ。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/606720/

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