8月15日。
終戦記念日であり、お盆の送り火の日でもある今日、私は実家へと足を運びました。
我が家では、迎え火も送り火も、提灯のろうそくに火を灯してお墓へと向かいます。

小さな炎が揺れるたび、まるでご先祖さまの足音が近づいてくるようで、静かな緊張と安らぎが胸に広がります。
今日も、提灯を手に父を迎え、そして送りました。
父が亡くなったのは2007年。
あれからもうずいぶんの年月が流れました。
けれど、提灯の灯りに照らされる道を歩いていると、ふと父の笑顔や声がよみがえってくるような気がします。
実家で父と過ごした夏の日々を思い出していました。
麦茶の味、風鈴の音、そして何気ない会話のぬくもり。
それらは今も、私の中で静かに息づいています。
終戦の日に重なるお盆の送り火は、命の尊さと、平和のありがたさを改めて胸に刻む時間でもあります。
父が生きた時代、そして私たちが今こうして生きている日々。
そのすべてが、誰かの祈りと願いの上にあるのだと思うと、提灯の炎がいっそう尊く感じられました。
今年も、父に「ありがとう」と伝えることができました。
そして、また来年もこの火を灯せるように、日々を大切に過ごしていきたいと思います。
お盆も終わりました
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