史上最悪と酷評の映画『ハリウッド版ドラゴンボール』脚本家がついに謝罪 「金に目がくらんだ」「ファンに

みなさんは覚えているだろうか。2009年に公開された、ハリウッド版ドラゴンボール『DRAGONBALL
EVOLUTION(ドラゴンボール・エボリューション)』を。そう、日本武道館でワールドプレミアが行われ、公開当初は大盛り上がりだったあの映画作品だ。しかしふたを開けてみると、ガッカリする人が続出。「原作と全く違う」「クソ作品だ」との酷評が相次ぎ、興行的にも大コケしてしまう。あれから7年。なんと2016年5月、『DRAGONBALL EVOLUTION』の脚本家が突然の謝罪。「金に目がくらんで書いた」「ファンに申し訳ない」と、その心の内を明かしたというのだ!・脚本家「私にとっても大きな傷になった」謝罪を行ったのは、脚本家のベン・ラムゼイさん。『DRAGONBALL EVOLUTION』以外にも、『ラブ・アンド・ブリット』や『ビッグ・ヒット』などの映画の脚本も手がけた経験を持つ。この度そんな彼に、ドラゴンボールファンのデレク・パドゥーラさんが連絡を取り、作品についてインタビューを行ったところ、謝罪の言葉が返ってきたそうだ。そしてラムゼイさんの謝罪が、パドゥーラさんのサイト “The Dao of Dragon Ball” に掲載されることに。「いつかは明らかにされる日が来ると思っていた」という言葉から始まるラムゼイさんのメッセージは、次のように続く。「あの作品は私の創作人生の上でも、大きな傷となって残っている。自分の名が脚本家として載っている作品が、世界中で酷評されるのはツラいことだった。世界中から、ヒドい内容のメールが送られてきた。何年間も批判を避けようと過ごしてきたが、でも、あの脚本を書いたのは私だ。今ここで謝罪を行い、ファンをガッカリさせたことの責任を取りたい。ベストを尽くしたが、私は “自分のドラゴンボール” を落としてしまったのだ」・“お金に目がくらんでしまった” としてファンに謝罪他にも、作品の脚本を担当することになった理由も明かされている。ドラゴンボールのファンではなかったというラムゼイさん。だが “支払われるギャラに目がくらんで” 引き受けてしまったと説明している。今では、そんな過去の行動を恥じているようで、「情熱を持たずに何かを作り上げれば、良い結果にはならない。ときには最悪な作品が出来上がってしまう」とし、「ドラゴンボールファンのみなさん、本当にすみませんでした」と書いているのだった。・ファンの声「謝罪を受け入れたい」「心のこもった謝罪だ」この謝罪メッセージを公開したパドゥーラさんは、自身のサイト上で「彼の謝罪を受け入れますか?」とファンに問いかけた。すると多くの人から「謝罪を受け入れる。自分の過ちを認めるのは、とても勇気がいること」「誰だってセカンドチャンスが与えられるべきだよ」「心のこもった謝罪。受け入れたい」などのコメントが寄せられている。実は『DRAGONBALL EVOLUTION』に対する非難が強すぎて、ラムゼイさんはファンからのメールを読むのを止め、SNS も閉鎖してしまったのだとか。今回のファンの反応を見て、彼は何を思っているだろうか。http://rocketnews24.com/2016/05/09/745829/金に目がくらんだのは鳥山明じゃないのかな?

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