ホテルミラコスタ チェックイン後のまったりとした時間

チェックインに少し時間がかかったものの、部屋に案内される頃にはそのモヤモヤもすっかり消えていた。キャストさんが荷物を丁寧に運んでくれて、部屋に入ると一通りの説明までしてくれる。動きも言葉遣いも洗練されていて、「ああ、これが5つ星のサービスか」と思わずうなずいてしまった。
そして窓の外に広がるハーバービューを見た瞬間、今日の予定は静かに書き換えられた。本来ならチェックイン後にランドへ戻るつもりだったのに、その景色があまりにも強烈で、ただ立ち尽くすしかなかった。部屋からこの絶景を眺められるなんて、贅沢という言葉でも追いつかない。
夕方の光が水面に反射して、パーク全体がゆっくりと夜に向かっていく。その変化を、椅子に腰かけてただ眺めているだけで満たされていく。気づけば「ランドに戻る」という選択肢は完全に消えていた。
夜が深まると、ゲストもキャストもいなくなり、パークは静寂に包まれた。誰もいないハーバーを、空調の効いた部屋から独り占めする時間。昼間の賑わいが嘘みたいで、まるで世界に自分だけが残されたような感覚になる。この静けさを味わえるのは、ハーバービューに泊まった人だけの特権だと思う。
今日の主役は、完全にこの景色だった。計画が変わるのも納得の破壊力。こういう“予定外の幸せ”こそ、旅の醍醐味なんだろうなとしみじみ思う。







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