【英国車で振り返るあの頃】トヨタ博物館で出会ったクラシックと、少年時代の記憶

EOS R6 Mark II片手に訪れたトヨタ博物館。展示内容もほとんど見尽くした…かと思いきや、英国車コーナーで思わず足を止めた私。
そう、そこには往年の「超高級車」から「庶民の名車」まで、時代を彩ったブリティッシュ・レジェンドたちが堂々と鎮座していたのです。

🏰 ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト(1910年)

まず目を奪われたのは、ロールスロイスの原点とも言えるこの一台。100年以上前のモデルながら、その気品漂う佇まいはまさに「走る宮殿」。 磨き上げられたボンネットに、自動車の黎明期にかけた夢と誇りを感じます。

🕰 ロールスロイス 40/50HP ファンタムⅢ(1937年)

シルバーゴーストから四半世紀を経て誕生したのがこのファンタムⅢ。 なんとV12エンジンを搭載。滑らかな走りと静粛性は、当時の上流階級にとって“究極の移動空間”だったことでしょう。

🚗 モーリス ミニ マイナー(1959年)

一転してこちらは大衆車の革命児。限られたスペースを最大限に活かす設計は、小型車の新たなスタンダードとなりました。 あの頃、駐車場の隅でちょこんと並んでいた姿が、今やデザインアイコンとして注目されているのが面白いですね。

🕶 ジャガー Eタイプ・ロードスター(1965年)

流れるようなシルエットに、鋭さを感じさせるフロントマスク。 展示車のナンバープレートには「SPY」の文字が…これはもう、“あの組織”ご用達と言われても納得の雰囲気。 まるでスパイ映画の一幕のよう。MI6の駐車場にそっと置いてあっても違和感ゼロです。

🟢 ロータス エラン S4(1972年)

軽量・高性能で知られるロータスからはこの1台が登場。繊細かつ緻密な走行性能を誇るモデルですが、ちょっと惜しいのが―― そう、あの「ロータス・ヨーロッパ」が展示されていなかったこと!・イギリス・イギリス

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