トヨタ博物館のイタリア車たち──足りないけど心に残る4台、そして妄想の名車たち

今日は先日のアメリカ車に続き、トヨタ博物館で見かけたイタリア車をご紹介。

しかし……
展示台数はまさかの4台。
イタリア車好きとしては、ちょっと物足りないというか、ツッコミどころ満載でした。


Lancia Astura Tipo 233C(1936年)

エレガントさの極みとも言えるアストゥーラ。戦前のイタリアが生んだ流麗なセダンは、オーラを放っていました。
……とはいえ、**やっぱりランチャといえば“ストラトス”**でしょう!WRCの伝説、あの未来的フォルム。展示に加えてくれていたら、思わず拳を握ってたかもしれません。


Fiat 500 “Topolino”(1936年)

愛称「トッポリーノ」、その響きも見た目も可愛さ満点。クラシックカー好きならにんまりしてしまう一台です。


Fiat Nuova 500D(1963年)

同じく500シリーズからもう一台。えっ、4台中2台がフィアット500!?
大衆車の歴史に名を刻むモデルなのは間違いありませんが、せっかくの貴重な展示枠、もうちょっとバリエーションが欲しかった……。


Ferrari 512BB(1979年)



スーパーカーブーム直撃世代の私としては、この1台だけでチケット代の元を取った気分!
水平対向12気筒、ピニンファリーナのデザイン、そしてなにより“512BB”という響き。
あの頃、カタログを眺めながら夢見ていた少年時代がよみがえります。


こんなイタリア車展示が見たかった!
展示車両にもう少し余裕があるなら、こんなラインアップを妄想したい:
– ランチア・ストラトス:ラリー伝説、デザイン革命。
– ランボルギーニ・カウンタック:スーパーカーの象徴、永遠のヒーロー。
– フィアット・パンダ(初代4×4):イタリアのリアルな日常。
– アルファロメオ SZ:異形の魅力、走りへのこだわり。
– フェラーリ・ディーノ246GT:フェラーリの美学と親しみやすさの融合。
そんな展示があったら、何時間でも眺めていたい!

展示数こそ少なかったものの、そこにあったのはそれぞれの時代を語る名車たちの記憶。
願わくば次回の企画展では、ストラトスやカウンタック、そしてパンダの姿にも出会いたい。
そんな期待を胸に、イタリア車への愛はまだまだ止まりません!

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