松浜軒

少し前になりますが3月11日撮影分です
松浜軒(しょうひんけん)は元禄元年(1688)八代城主三代松井直之が、母崇芳院尼(すいほういんに)のためにお茶屋として 創建したものです。当時は、海のそばにあり松に吹く八代海
の風の音が聞こえていたといわれ、 松浜軒の名もこれに由来するものといわれています。
庭園は、高低のすくない平明な造りで、正面の池は、築山を背景にした心字の形になっています。
この松浜軒は柳川の松涛園、熊本の成趣園(水前寺公園)と並んで西国旧藩主別邸三名園といわれているそうです。
5月にはカキツバタ、6月には肥後ショウブの花が池を埋め、名園にふさわしい趣をそえています。 平成14年に国指定名勝史跡になりました。
 園内には伏見の稲荷大明神を勧請した稲荷神社をはじめ、歴代の子供達の健やかに成長を祈念した児宮(ちごのみや)、 菅原道真公を祀った天神社、愛馬の守護神である馬頭観音など
があります。
そして松井家歴代の文化財を公開している展示場があり、絵や掛け軸などの品が展示されています。
■開苑時間 9:00~17:00(月曜日は休館 )
■拝観料 大  人 300円
     小中学生 150円
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